1週間の間に光回線が不通になったり、自然復旧するトラブルの不思議

先週の電話で「インターネットが突然つながらなくなった」との連絡をもらい、結局、丸1日たったら、自然復旧した、ということを書きました。

参照 → http://eye-jp.com/2012/10/05/1266.html

ところが、今週、再び朝からインターネットにつながらない、という事態になったので、今回は、直接訪問して、確認してきました。

訪問して行った作業は、まずは、原因の切り分け作業です。

具体的には、原因が、内と外のいずれかにあるのか、を特定することです。

まず、ブラウザを立ち上げて、ホームページが表示されるか確認しました。→見えない

次に、コマンドプロンプトで「ipconfig」というコマンドを打ってみる→プライベートIPアドレスが表示される
DHCPサーバーが有効なので、ルーターは動作していて、接続できることを確認

念のため、ネットワークプリンターで印刷してみる→印刷ができる

他のパソコンにpingコマンドで、通信できるか確認→通信できる

以上から、内には、問題ない、と結論。

そこで、原因は外にある可能性が大きいので、NTTの故障担当に電話して状況を説明しました。

最初の電話のときは、光回線のモデムの光ネットワークユニット (Optical Network Unit : ONU) の場所がわかっていなかったので、NTT側か建物の中にあるはずの ONU との間の回線状況を調べてもらいました。
結果は、× つなかっていない、という回答でした。
そこで、改めて、ONUのある場所を確認して、このONUの電源を抜いて、放電させてみました。
結果は、それでもインターネットにはつながりませんでした。
ちなみに、ONUのランプは、4つのうち、2つが消えていましたが、放電後も同じでした。
「AUTH」=認証ラップと「PON/TET」=光回線 のランプです。

そこで、改めて、NTTの工事担当者に電話したところ、これは、訪問が必要だ、ということで、午後に来てもらうことになりました。
さて、もちろん、MTTの工事担当者が復旧してくれましたが、では、その原因なんだったと思いますか?
ネズミでもカラスでも、クマゼミでもありません。
犯人は、「風」でした。
どういうことかというと、電信柱と建物を結ぶ配線がたるんでいて、他のコードとからみあっていたそうです。
その状態で風が吹くたびに、切れかかっていた光回線の線がくっついたり、離れたりしたようです。
これで、何もしないのに、不通になったり、自然復旧する理由がわかりました。

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