インターネットの回線不通:翌日に自然復旧-ポイントは「設定をいじらなかった」こと

昨日、インターネット回線のトラブルの連絡が入り、どうしても訪問できなかったので、1日様子をみてもらい、今朝も不通なら、緊急出動の準備をしていました。
今、電話をもらい、「不思議なことに、今朝は、インターネットが問題なく使えるようになっていました。」ということでした。
いい機会なので、担当者にアドバイスした内容は、「今回の復旧のポイントは、余計なことをしなかったこと、設定をいじらなかったことだ」というものです。
どういうことかというと、例えば、メールが突然つながらなくなる、というトラブルがあります。
その際に、「IDかパスワードが間違っています」というような警告が表示されると、そこで、パスワードが間違っているのではないか、などと勘違いして、パスワード(「******」と内容が見えません)を入れなおしてしまう人が結構います。
つまり、回線のトラブルの際に、設定をいじってしまうのです。
これが、原因の切り分けをした後に、原因が特定されたあとならいいのですが、原因がわからないうちに、設定をいじってしまうと、その設定が実は間違っていた場合に、本当の原因が解決されたあとでも、トラブルは解決されない、つまり、設定をいじったときに、それでトラブルの原因を作りだしてしまっていた、というわけです。

メールが送受信できない、という場合は、サーバー側のメンテナンスなどが原因だったり、そもそも、インターネットがつながっていない、ということもあります。
何もしないのに、メールの送受信ができなくなった、というのなら、通常は、設定の問題ではありませんので、設定をいじってはいけません。
これが、インターネット関係のトラブルの際の注意しなくてはいけないポイントです。

ちなみに、昨日の段階で、復旧のために電話で伝えた内容をご紹介しておきます。

  1. メールができないだけか、それとも、ヤフーなどのホームページも見れないか?
    →両方ともだめだった。
  2. 社内でネットワークでつながっているサーバーやプリンターにアクセスできるか?
    →できる→ということは、会社内部のネットワークの問題ではなさそう
  3. 光回線なので、モデムとルーターとハブの電源を抜いて、数分間放置して静電気を放電する
    →この方法で7割~8割位の割合で復旧します(困ったときの再起動)
    電源を抜いても、設定情報は消えたり、書き変わらないはずですので、大丈夫です。

これでもだめなら、NTTの故障担当に電話をして、工事をしていないか?とか、回線の状況を調べてもらう、ということをしますが、その際に、光回線を導入した際におくられてきたお客様番号が必要です。

昨日は、このお客様番号が見つからなかったので、とりあえず、1日待ってもらうことにしました。

次回のトラブルのことを考えると、原因が特定したいところですが、緊急性はひとまずなくなったので、この点については、次回訪問の際にすることになりました。

※ 今、これを書いているときに、やはり、別のお客様から同じようなトラブルの相談の電話がありました。

実は、今回の2件のトラブルの共通点は、どちらも江戸川区で起きている点、どちらもNTTの光回線を使っている点です。

そこで、今電話をもらったお客様には、次のアドバイスをしました。

NTTの案内係に電話をして、状況を説明する。

  1. インターネットが突然つあながらなくなった点と、
  2. 昨日も江戸川区内で同じような状況が起きていた点
    ※ NTTの案内係の電話番号ですが、固定電話がNTT回線を利用しているなら、電話番号は「116」、ソフトバンクなどを使っているなら「116」だとNTTにはつながらないので、フリーダイヤルの「0120-116116」です。
  3. 故障担当の電話番号を教えてくれると思いますので、そこに電話して状況を説明してアドバイスをもらう
    ※ NTTの光回線が開通した際の書類に書いてある番号が必要になりますので手元に置いてから電話する

以上です。

※ 後日談 風が原因で、電柱と建物の間の線がたるんで断線と結線が繰り返していた、ということでした。
参照 → http://eye-jp.com/2012/10/10/1287.html

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