無線パソコンのMACアドレスの入力方法に注意!-2桁ずつコロン(:)で区切って入力

家庭や事務所でノートパソコンを無線LANで利用する機会が増えたと思います。

セキュリティのためには、アクセスできる無線接続パソコンをMACアドレスで指定するという方法がお薦めです。

ところが、先日、私自身もMACアドレスの記述の仕方を間違えてしまい手間取ってしまいました。

結論から書きますと、2桁ずつコロン(:)で区切って入力すべきところを、ハイフン(-)で区切って入力してしまったので、エラーとなってしまいました。

なぜそのような間違いをしてしまったのた、という点と、そもそも、「MACアドレス」って何?という点も併せてお伝えいたします。

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そもそも「MACアドレス」って何だと思いますか?

「MACアドレス」は、全世界のEthernetカードに割り当てられている固有のID番号(世界にただ一つ)のことです。

Ethernetカードを「LANカード」、「ネットワーク装置」などと言い換えるとわかりやすいと思います。

「MACアドレス」は、世界にただ一つなので、「MACアドレス」で「このパソコン」と特定することができます。

そこで、無線のアクセスポイントに無線パソコンのMACアドレスを指定すれば、そのパソコン以外のパソコンは侵入できない、というわけです。

MACアドレスを指定すると無線LANのセキュリティが強化される、というのはそのような意味です。

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では、自分の使っているパソコンの「MACアドレス」はどうやって知るかです。

【WindowsMe/98/95 の場合】

1 [スタート]→[ファイル名を指定して実行]を選択

2 「WINIPCFG」と入力→[OK]をクリック

3 「IP設定」画面が表示されます。

そこで、使用している無線カード/アダプタ名(例:「BUFFALO WLI-PCM-L11/G/GP」)を選択します。

どこを見ても「MACアドレス」という言葉はありません。

実は、「アダプタ アドレス」と表示されている文字列が「MACアドレス」のことなんです。

(なんで、このように違う言葉にするのでしょう・・・混乱のもとだと思います)

具体例 アダプタ アドレス 99-81-02-1A-2B-3B (適当な文字です)

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【WindowsXP/2000の場合】

1 [スタート]→[(すべての)プログラム]→[アクセサリ]→[コマンド プロンプト]を選択
2 黒い画面の画面に、例えば、「C:Documents and SettingsUSER>」と表示されます。
そこで、「IPCONFIG /ALL」と入力→【ENTER】キー

そこで表示される文字列の中の

Physical Address. . . . . . . . . : 99-81-02-1A-2B-3B ←これが「MACアドレス」です。

(ここでも、Physical Addressが「MACアドレス」のことで紛らわしいです)

なお、ノートパソコンでは、有線の「MACアドレス」と無線の「MACアドレス」の2種類が表示されていることがありますので、注意して下さい。

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さて、こうして確認した「MACアドレス」をアクセスポイントのマニュアルに従って入力するのですが、間違いはここで起きました。

つまり、上記で確認した「MACアドレス」は、2桁ずつハイフン(-)で区切られています。

ところが、アクセスポイントに入力する場合は、2桁ずつコロン(:)で区切らないといけないのです。

「99-81-02-1A-2B-3B」エラー→「99:81:02:1A:2B:3B」正しい

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パソコンの難しいところ、初心者を混乱させる理由は、今回のようなことがあるからだと思います。

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