メールに関して次のような相談を受けることがあります。
「相手からのメールに『返信』でメールを書いているのに、相手に届かない」
「メールソフトの設定が正しいかテストをしたいけど、テストがたいへん」
こんなときに、私は、
「自分のメールアドレスを宛先にしてメールを出して下さい」とアドバイスします。
「自分宛にメールを送る」と聞くと、何か違和感を覚えるかもしれません。
ならば、実際の郵便で考えてみましょう。
例えば、年賀状を年末ぎりぎりに出す場合に、自分の年賀状がいつ届いたかを
知りたければ、自分宛の年賀状を1通入れておけばそれで確認できますよね?!
これと同じで、自分宛にメールを送ると、送信テストと受信テストを同時に
行うことができるんです。
もしメールの設定が正しければ、一般には、送信したから数分後には受信箱に、
今自分宛に出したメールが届くはずです。
これで、自分のメールアドレスの設定のテスト完了です。
では、届かない場合はどうするか?
メールアドレスや、アカウント、パスワードなどのスペルミスがないか、
などなどチェックしていくことになりますが、ここでは、特に次の点を
覚えておいて下さい。
それは、「メールの設定画面で自分のメールアドレスを間違えると、
メールを受け取った人の返信メールは自分に届かない」です。
別の言い方をすると、相手から来たメールに「返信」でメールを返しても
相手が自分のメールアドレスを間違って記載していると、そのメールは
届かない、ということです。
例えば、eye-mag@~(ハイフン) と eye_mag@~ (アンダーバー)を
本人が間違えるということは、よくあることです。
「返信」で返したからメールは届く、と思っている人がほとんどだと思いますが
その前提は、メールをくれた相手が自分のメールアドレスを正しくメールソフトに
入力してある、ということです。
実は、メールソフトの設定段階で、自分のメールアドレスを間違えて記入して
いる人は、結構いると思いますので、この点は、要注意です。
そのためには、自分にメールを送れば、このチェックも同時にできますので、
ぜひぜひ、お試し下さい。
※自分にメールを出すの実践編
外出先で作成したデータをメールに添付して自分宛に送る、というものがあります。
あるいは逆に、外出先で使用するデータを、自分宛に添付してメールで送っておく、
です。
メールがデータのバックアップ機能を果たしますし、USBメモリの代わりの役割を
果たしてくれます。
容量の大きいメールアドレスの使い方としては、こんな使い方があります。