パソコンの時計が狂ってしまいました。

今日は、今までデーターベースを入れてサーバー機として利用していたパソコンのリカバリー作業をしました。

作業は、電源をぬいて、別の机で行ったのですが、すぐにパソコンの時計が狂っていることに気づきました。
今は、西暦2006年なのに、西暦2054年になっていたのです。
しかも、月日も時間も、全く違っておりました。

ここで心配になったのは、パソコンの時計が狂っている間に行った作業で、データベースのデータがおかしくなってはいないか、ということでした。

しかし、そもそも、なぜパソコンの時計が狂ってしまったのか、ということが不思議になりました。
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皆さん、よく考えてみると、逆に、パソコンの時計が狂わないのって、不思議でありませんか?

「それは、パソコンの電源の電力で時計が動いているからだよ!」

確かに、そのように思うのももっともですが、パソコンの電源を抜いて、別の場所に移動、ないし、保管しておいても、パソコンの時計は狂いません。
ということは、電源の電力以外で、パソコンの時計は動いている、ということがわかります。

正解は、パソコンのマザーボードに「ボタン電池」がついていて、このボタン電池がパソコン内部の時計を動かしている、です。

ということは、ボタン電池の電池が切れてしまうと、パソコンの時計は狂ってしまう、ということがわかります。

但し、パソコンが電源につながっている間にボタン電池が切れてしまったとしても、電源から電力が供給されていますので、パソコンの時計は狂いません。
ところが、ボタン電池が切れしまったあとに電源を抜いてしまうと、パソコンの時計は、その瞬間に狂ってしまう、ということなんですね。

今回パソコンの時計が狂ってしまったは、「ボタン電池が切れてしまっていたから」でした。

パソコンの移動前は、電源の電力でパソコン時計は正確に動いていましたが、一度電源を抜いてしまったので、その際にパソコンの時計が狂ってしまった、というわけです。

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