画像認証と視覚障害を持つネット利用者

掲示板を設置すると、問題となるのがスパム対策です。

どういうことかというと、掲示板に自動書き込みをする仕組みがあって、URLや広告などがすさまじい勢いで書き込みされます。

そのすごさは、想像以上で、特に英語での書き込みの量たるや半端ではありません。

その昔、パソコン通信時代にも、いやがらせ目的での掲示板つぶしというものがありました。

私のところで利用していた掲示板は、確か、テーマ一つに対して4千件の書き込みができたと思います。
逆に、4千件の書き込みがなされると、いっぱいになり、その掲示板への書き込みは不可能になります。

同じシステムを利用していた友人のところで、この掲示板つぶしのいやがらせにあいました。

やり方は、そう難しいものではなく、1)掲示板に入る→2)新規書き込みのコマンドを入れる→3)タイトルを入力する→4)本文を入力する→5)書き込みを完了するコマンドを入力する
これをコピー&ペーストで4千組複製します。

あとは、サイトにログインして、コピー&ペーストで作成した上記テキストを送信すると、同じ内容の書き込みが掲示板の最後までなされて、はいそれまでよ、いいうことになります。

パソコン通信からインターネットになっても、この状況は変わっていません。

一晩の間に、掲示板がわけのわからない書き込みで埋めつくされてしまうのです。
そこで、その対策としてとられはじめたのが、画像認証という方法です。

最近、電子メールのサービスのアクセスやサインアップ用のウェブページに画像ファイルが用意されていて、ユーザーにその文字列をタイプさせる、という仕組みが増えていますが、これが画像認証というスパム対策の手法です。

その文字例は、ぼかしなどの特殊加工が施されていますが、これは、ロポットソフトウェアなどが、認識や複製できないようにするためです。

確かに、スパム対策としては、この方法は有効なのだと思います。

ただ、この画像認証の手法は、視覚障害を持つネット利用者にとっては、特殊加工の文字を認識できないことが多く、ネットの利用を阻害することになる、というのです。

実は、XOOPSの掲示板や問い合わせでも、スパム行為対策で画像認証の手法を取り入れようと思っているのですが、実は、難しい問題をもっているのですね。

少し古い記事ですが、CNET Japanでも、「スパム封じか、視覚障害者の権利擁護か-揺れる画像認証テスト」という内容で取り上げられています。

また、XOOPSの画像認証の件では、こちらが参考になると思います。

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