エクセルで縦に50近く入力されている数字を電卓で検算をしたところ、SUM関数で出した合計と違っている、という現象が起きました。
まさか、エクセルのバグか?? こりゃ、Microsoft社に連絡しないといけないな・・・などと思っていろいろやってみました。
なるほど、そういうことだったのか、という理由が見つかりました。
これは、エクセルを使う人でしたら、経験する可能性があると思いますので、ご紹介です。
理由は、ある行を「非表示」にしていたからでした。
仮に非表示にしていても、その部分は、SUM関数で計算されます。
そこで、表示部分だけを電卓で計算しているので、SUM関数ででた合計と違っている、というわけです。
実際に、下記のような方法で試すとよくわかると思いますので、エクセルでお試し下さい。
1)A1からA10まで、全部に10を入れる
2)A12にSUM関数でA1~A10を合計する =SUM(A1:A10)・・・100になります。
3)左端の2~9を範囲指定→右クリック→表示しない
4)こんな感じになります。
1 10
10 10
12 100
※ 電卓で計算すると、10+10=20 なので、計算があわない、と勘違いしてしまいます。
Microsoft社に連絡しなくてよかった(^_^;