「エクセルの表の中の計算式の入ったセルだけを書き込み禁止にしたいのですが、どうしたらいいでしょう?」
このような相談を受けました。
この相談の内容ですが、実は、発想を逆にすると理解しやすいです。
どういうことかというと、「入力したいセルだけを書き込みできるようにする」ということなんです。
具体的には、エクセル画面の左端の「1」の上(Aの左隣)をクリックすると、セル全体が淡い青で選択状態になります。
淡い青の任意の場所で[右クリック]→[セルの書式設定]→[保護]→[□ロック]に濃いレが入っていることを確認します。
薄い レ の場合は、□を一度クリックすると、濃い レ になります。
こうしてOKを押しますが、この段階でセル全部が書き込み禁止にできる状態になります。
「書き込み禁止にできる状態」というのは、これだけでは、どのセルにも書き込みができてしまうからです。
[ツール]→[保護]→[シートの保護]によって、書き込み禁止になります。
この作業の前に、全面書き込み禁止になっているセルのうち、書き込みをしたいセルの「書き込み禁止」を「解除」していきます。
セルを選択して、[右クリック]→[セルの書式設定]→[保護]→[レ ロック]のレをクリックして、レを外します。
これを繰り返して、最後に、[ツール]→[保護]→[シートの保護]で完成です。
なお、セルの書き込み禁止→セルの書き込み禁止の解除がうまくいっているかを確認するには、「Tabキー」をポン、ポン、ポンと押します。
書き込みできるセルのみカーソルが移動しますので、これで確認することができます。