LANケーブルには2種類あるので注意!-ストレートケーブルとクロスケーブル

パソコン通信時代のことですが、当時シリアルケーブルという種類のケーブルでパソコンとパソコンをつなごうとしました。

ところが、何日もつながらなかったので、ついに私のパソコンのお師匠さんに相談しました。

お師匠さん曰く「ケーブルはクロスケーブルを使っている?」

私は、その時はじめて、ケーブルには、「ストレート」と「クロス」があることを知りました。

そして、パソコンとパソコンを直接つなぐときには、「クロス」ケーブルを使うということを知りました。

すぐに、秋葉原に「クロス」ケーブルを購入しに行きましたが、店員さんが「これで大丈夫、大丈夫」と言って渡されたケーブルは、「ストレート」ケーブルでした。

店員はあてにならない、と思い、「クロス」を自分の目で確認して購入してきました。

そして、試したところ、なんと、一発ですんなり成功しました。

何日も失敗していろいろ試みたので、おかげで、パソコンをつなぐ設定は身につき、その経験が今も活きています。

ここでの教訓は、

1)的確なアドバイスの重要性(さすが、お師匠さん!)
2)知らないことを知っているふりをする怖さ(店員さんの嘘つき~)
3)ケーブルは用途によって2種類ある、ということ
4)成功のために真剣に試行錯誤すると技が身につく、ということ

でした。
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さて、時代はうつりましたが、このシリアルケーブルの事例、LANケーブルについても実は同じように当てはまるんです。

先日も、プリンターに付いているプリントサーバーの設定をするのに、持参のノートパソコンとプリンターを「ストレート」のLANケーブルで直接つなぎました。

ところが、プリンターを認識してくれないのです。

そこで、ケーブルを「クロス」に変更したところ、無事、認識をしてくれて設定をすることができました。

私の必需品は、10センチほどの「クロス」ケーブルとジョイントです。
ストレートケーブルをクロスケーブルにするためのジョイント

「ストレート」ケーブルとこの「クロス」ケーブルをジョイントでつなぐと、全体で「クロス」ケーブルになるので大変重宝します。

ちなみに、ハブを介在するときは、「ストレート」ケーブルなのですが、ケーブルの種類を自動認識してくれる機種もあります。

大きくは、パソコンとパソコンは「クロス」、ハブなどを介在するときは「ストレート」ですが、これについては、細かく覚えておく必要はありません。

(確か、無線LANのアクセスポイントの設定で「クロス」を使ったことがあったと思います)

ポイントは、ケーブルには、「ストレート」と「クロス」の2種類があって、使い方を間違えるとつながらない、ということです。

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