大阪市城東区役所がこのほど区民ホールで戦後70年事業「語り部が伝える大阪大空襲」を開催したそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150813-00000001-wordleafv-soci
母と弟を失い、残った父親と伊賀さんも負傷して終戦を迎えた。伊賀さんは「戦争をすると、勝った国にも負けた国にも嘆き悲しむ家族が出てしまう。子や孫やひ孫などの大切な命を守るため、絶対に戦争をしてはいけないと訴え続けていきたい」と結んだ。
「ペンは剣よりも強し」
その意味は、いろいろな解釈があるみたいですね。
私は、「ペンは剣よりも恐ろしい」と思っています。
乱暴な言い方をすれば、剣は、どんなにすごい腕前の達人が人を殺そうとしても、殺すことができるのは、数えられる数のはずです。
ところが、ペンで人を煽動すると、数えられない数の人を殺すことができます。
ペンは、そんな恐ろしい力を秘めているので、とりわけマスコミ関係者の責任って、とても重要だと思います。
しかし、また、今回のように戦争体験者の語る力もまた、人の心をうち、とてつもない力をもっています。
戦後70年、生の戦争体験を語ってくれる体験者の数が少なくなっています。
「戦争をしてはいけない」という思いを、伝えていって欲しいと思います。
ちなみに、私は、iphoneの音声認識機能が、こんなに発達したのか、と先日びっくりしました。
私が、パソコンをはじめたときの夢だった音声入力のシステムは、すでに目の前にあったんですね。
私の父が生きているときに、なんとか、父の戦争体験を本に残したい、と思っていたのですが、ついにそれは叶いませんでした。
もし、今、父が元気だったら、私は、iphoneを渡して、音声入力で、父に戦争体験を書いてもらいます。
パソコンをはじめた当初、テープ興しの仕事をしていましたが、テープ興しって、とても手間がかかってしんどい仕事です。
しかし、誤字脱字があっても、入力してあるテキストの文章を校正して、本にすることは、時間の合間にすることが可能な仕事です。
音声入力の機能を使って、戦争体験者の方々の生の戦争体験を残せないものでしょうか。
私は、できる、と思うのですが。