印刷屋さんにイラストレーターで入稿する

今回、チラシの依頼を受け、Adobe Illustrator 10でデータを作成して印刷屋さんに入稿しました。

専門ではないので必要な範囲のことしかわかりませんが、初めて入稿した際に戸惑った点をいくつか参考までにピックアップしておきます。

なお、「入稿 イラストレーター」などのキーで検索すると、印刷屋さんのページで入稿方法の詳細を確認できます。

印刷をする際に、色の場所の位置合わせのためだと思うのですが、「トンポ」を4隅に置くということは知っていました。
しかし、トンポの作成の方法がわかりずらくて、時間がかかってしまいました。→1)トンポの作成

また、色の3原色で、「光」と「インク」の場合が違うということを再認識しました。
全ての色を混ぜ合わせた場合、「光」=「白」ですが、「インク」=「黒」なんですよね。
パソコンの画面は「光」ですが、印刷屋さんで印刷するのは「インク」ですので、カラー設定を変更しないといけないということです。→2)カラー設定

印刷屋さんの入稿では、ADOBE社のイラストレーターとフォトショップが指定されていることが多くてびっくりします。
フォトショップは、画像処理に使用しますが、注意しなければいけないのは、「解像度」だと思います。
パソコンの画面上では綺麗に表示されているホームページの写真なども、そのままイラストレーターで使用して入稿すると、ぼやけてしまって、使い物にならない、ということです。
試しに、ホームページで使用している画像をフォトショップで開いてみて、「イメージ」→「画像解像度」→「解像度」で確認すると、72dpi(pixels/inch)になっています。
ところが、印刷屋さんに入稿する場合の画像の解像度は、一般に350dpi(pixels/inch)ですので、解像度が違いすぎます。
ところで、以前、72dpi→350dpiに変更して、ホームページの画像を印刷用に使用したことがあるのですが、この処理が正しかったのかは、よくわかりませんが、いずれにしても、解像度がポイントです。→3)画像の注意

印刷データが完成して、最後に「アウトライン化」をしてみて、すごいなぁ、と思いました。
フォントは人それぞれですので、特殊なフォントで文字を入力すると、他のパソコンでは別のフォントに切り替わったりしてしまいます。
ところが、「アウトライン化」をすると、文字が図形化されるので、この問題が解消されます。
アウトライン化した文字が、ちゃんと印刷されたのを見て、へぇ、すごいなぁ、と感動した覚えがあります。→4)使用フォントデータのアウトライン化(図形化)

今回入稿したデータは、B5版サイズで画像を使用せずにイラストレーターのみで作成したので、圧縮前は約2MB、圧縮後は約1MBのサイズでした。
このサイズでしたら、メールに添付して印刷屋さんに入稿することが可能です。
しかし、350dpiの画像データを使用していると、送付するデータのサイズが大きくなってしまい、メールで添付することができなくなります。
以前、16ページのカタログを作成したときは、数百MBにもなってしまいました。
こうなると、メール以外の方法で入稿することになりますが、もしも、レンタルサーバーなどを借りていて、容量に余裕があるようでしたら、FTPで自分のサーバーにデータをアップして、そのアドレスを印刷屋さんにメールで知らせて、ダウンロードしてもらう、という方法が便利です。
→5)データの送り方(入稿の仕方)

以上の設定方法は、下記の通りです。

1)トンポの作成
「長方形ツール」→画面を「左クリック」→「長方形のオプション」でサイズ入力→「フィルタ」→「トリムマーク」(0.3ポイントの線)

2)カラー設定
「ファイル」→「書類のカラーモード」→「CMYKカラー」を選択

3)画像の注意
フォトショップで加工→「イメージ」→「画像解像度」→「解像度」=350dpi(pixels/inch)にする

4)使用フォントデータのアウトライン化(図形化)
全ての全てのフォントデータを選択→「文字」→「アウトラインを作成」

5)データの送り方(入稿の仕方)
通常、メールで添付して送れるのは、サイズ合計5MB~10MB位だと思います。

もしも、大きなサイズを送りたい場合には、サーバー上にFTPでデータをアップロードして、そのアドレスをメールで知らせて、ダウンロードしてもらう、という方法があります。

例えば、http://eye-jp.com/ のトップフォルダーに、「1234data.zip」というファイルをFTPでアップロードすると、http://eye-jp.com/1234data.zip とブラウザ上で入力すると、ダウンロードができます。
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なお、今回のイラストレーターの保存形式は、EPSではなく、AIでした。

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