私が仕事で持ち歩いている鞄は肩にかけるタイプですが、お客様は「ドラえもんバッグ」と呼びます。
なぜかというと、現場での予想外のトラブルに備えて、いろいろな大物・小物の道具が入っているからです。
今日活躍したのは、タイトルにある「USBタイプのLANアダプター」でした。
トラブルの内容は、「突然インターネットがつながらなくなった」です。
インターネットがつながっていれば、リモートアクセスツールを使って問題解決できることが多いのですが、肝心のインターネットがつながっていないと、最終的には、現地に行って原因をつきとめて解決せざるを得ません。
今回は、パソコン本体のLANケーブルの差し込み口が、何らかの原因で不良になっていました。
そこで、LANケーブルはパソコンにはささっているのに、パソコンには、LANケーブルが抜けています、という警告が表示されてしまい、インターネットにつながらない、という状況でした。
メーカーに修理を出すと大変なので、今回は、内蔵ボードタイプのLANアダプターを増設して解決することにしましたが、これは持ち合わせていませんでしたので、次回までの応急処置として使ったのが、USBタイプのLANアダプターです。
今日のところは、常備しているUSBタイプのLANアダプターでインターネットにつなげて、インターネットができるようになりました。
さて、USBタイプのLANアダプターは、今回のように、パソコンに内蔵のLANアダプターが壊れた場合に役立つのはもちろんですが、私がUSBタイプのLANアダプターを常備しているメインの目的は、実は、パソコンのリカバリーの作業用なんです。
どういうことかというと、パソコンをリカバリーしたときに、各種ドライバーがなくても、インターネットにつながりさえすれば、不足のドライバーを手にいれることが可能です。
ところが、パソコンに内蔵されているLANボードのドライバーがそもそもインストールできていないと、インターネットを利用できないのです。
まずは、何が何でも、インターネットにだけはつなげられるようにしなければいけない。。。。
そこで重宝するのが、USBタイプのLANアダプターです。
このUSBタイプのLANアダプターでインターネットにつなげて、パソコン内蔵のLANボードのドライバーを入手する、というわけです。
パソコン内蔵のLANボードが使えるようになれば、パソコン内蔵のLANボードは、用済みとなりますが、USBポートからはずすだけですので、作業は非常に簡単です。
というわけで、パソコン内蔵のLANボードは、私にとっては、いつもカバンに常備している大切な小道具です。