スマートメディアが売っていないし、あっても価格が高い

スマートメディアは、東芝が開発したメモリーカード、フラッシュメモリメディアの通称です。
スマートメディア
デジカメの出始めの頃、オリンパスのデジカメを購入したときにこのスマートメディアが使われていました。
その後、富士フィルムのデジカメなどでも使われていたと思います。
先日、お客様から、このスマートメディアの入手を依頼されましたが、探しても売っていないのです。
あれれれ?と思って調べたところ、なんと、スマートメディアの新規生産はストップしているようですね。


概略としては、ウィキペディアによるとこういうことらしいです。


スマートメディアは「大容量化」に対応できなくなった+読み出し・書き込み速度が遅い

より小型化・大容量化の「xDピクチャーカード」が後継規格として登場し、移行

スマートメディアの開発者の東芝が、松下電器産業らと組んでSDメモリーカードを開発

東芝はスマートメディアの生産から一部を除き撤退

業界団体の「SSFDCフォーラム」も2007年5月で解散

スマートメディアの新規生産は完全にストップ

新品メディアは市場流通在庫のみ


メモリーカードの出始めの頃は、スマートメディアを含め、たくさんの規格があって利用者にとっては本当に不便で迷惑ですよね。
仕事がら、お客様のところで、どのメモリーカードにも対応できるようにするため、外付けのメモリーカードリーダーを持ち歩いていますが、その種類の多さにびっくりします。
私個人としては、SDメモリーカードに魅力を感じて、ノートパソコンやデジカメも、SDメモリーカードをそのまま使用できる機種を選んで使用しています。
最近の傾向として、携帯もアダプタを使うことで、SDメモリーカードのスロットを使えるので、SDメモリーカードに統一しつつあるのではないかと感じています。
SDカードとMiniSDカードとMicroSDカード
規格が統一されると、大量生産が可能ですし、メーカーが競うので、価格も下がり性能もあがり、とてもありがたいです!


さて、このような状況を踏まえて、改めてスマートメディアを通販で購入すべく調べたところ、富士フィルムの純正だと、なんと128MBで3万円を超えていました。
これでは、新品のデジカメを買った方がいいではないですか!!
それでも、スマートメディアが欲しいという人は、メーカー純正ではなく、バルク品という安いものを選択するのがいいと思います。価格は、128MBで、6千円前後でした。

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