ファイル圧縮・解凍ソフトとして定評のLhaca(ラカ)」に未修正のぜい弱性が見つかったとのことです。
ウイルスはLZH形式(.lzh)ファイルです。
Lhacaで読み込むと、ファイルに仕込まれたプログラムがぜい弱性を突いて勝手に動き出し、パソコンを乗っ取ると同時に、ユーザーの目を欺くために、ダミーのファイルをLhacaに展開させるそうです。
その結果、パソコン上には、一太郎形式の文書ファイルが生成されます。
Lhacaの作者である村山富男氏は2007年6月26日、ぜい弱性を修正した「+Lhaca 1.2x系デラックス版」の新版「Lhaca121.exe」を公開したとのことですので、バージョンアップをしてください。
但し、現時点では、同バージョンは正式版ではなく、詳細な動作確認が終了次第、正式版にするということです。