CPU切替器が使えない

下記のような使用条件の場合、モニター、キーボード、マウスはどうするのがいいでしょう?

「サーバーの電源を入れて最初の設定をしたら、あとは、電源を入れっぱなしにする」

普通でしたら、このサーバー用に、モニター、キーボード、マウスを一組用意すると思います。

しかし、モニターもキーボードもマウスも、使うのは、電源のオン・オフの時だけですので、普通のときは邪魔だと思いませんか?

このような場合に役に立つのが、CPU切替器(パソコン自動切替器などとも言います)です。
これは、一組のモニター、キーボード、マウス、種類によってはスピーカーを、複数のパソコンで共有して使うというものです。

一組で2台のパソコンを使用するものから、一組で4台のパソコンを使用するものが一般に販売されています。
(サーバーの管理用として、もっとたくさんのパソコンを一組で使用するものもあります)

ここで、注意しなければいけないのが、モニター、キーボード、マウスの接続部分の種類(形状)です。
以前でしたら、キーボードもマウスも接続部分は丸いタイプがほとんどでした。
ところが、最近は、USBのタイプが増えてきました。

CPU切替器には、丸いタイプと、USBタイプの2種類があるのですが、丸いタイプのものを購入すると、USBタイプのキーボードが使えないということになります。
(マウスについては、USBタイプに丸いタイプにするコネクターをつければ、大丈夫のようです。)

また、CPU切替器のモニターは、アナログタイプ(だけ?)ですので、デジタルの場合は形状が違いますので、注意が必要です。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回の本題は、実はこれからになります。

今回、CPU切替器もギーボードもマウスも丸いタイプのものを用意して、設置をしようとしました。

ところが、ところがです。
今回導入したDELLのパソコン本体の方には、コネクターはUSBのみで、キーボードもマウスも丸いタイプのコネクターがないのです。

最近のプリンターにも、接続方法は、USBだけで、パラレルポートがない、なんてことも当たり前になってきました。

パソコンの方も、そういう時代になったのですね。

やむを得ず、USBのタイプのCPU切替器を買い直して、全部USBでつないで無事設置は終わりましたが、ちょっとびっくりな出来事でありました。

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