WordPressで作成しているサイトのリニューアルの際に、「投稿日時」の表示を入れるか入れないか、が問題になりました。
まずは、前提の知識の確認です。
投稿をする場合は、メールを作成する場合と同じで、タイトルと本文の二つがペアになっています。
そして、この他に、テーマを作成する場合に、投稿日時、作成者を表示させるか、を決めます。
今日の主題は、WordPressのテーマを作成(選択)する場合に、「投稿日時」を表示させるか非表示にするか、というものです。
私は、自動挿入で「投稿日時」を表示させる方がいい、と思っています。
理由は、ホームページは、将来と現状のお知らせの他に日記のような記録としての役割も大切だと思っているからです。
つまり、書き込み日時は、原則は、あった方がいい、というのが私のホームページを作成する場合の方針です。
日付の自動挿入で困るのは、
1.書き込みの日時を実際に書いている日時にしたくない場合、
2.そもそも、日時を表示させたくない場合
かもしれません。
私の場合は、1.については、公開日時の編集で、表示させたい日時に変更する、というやり方にしています。
また、2.の場合は、投稿ではなく、日時を表示させない固定ページの方に載せるようにしています。
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とはいえ、以上は、あくまでも、私の考えで、「お任せ」の場合に私の方で原則として行っているものです。
しかし、この点は、要は、依頼主に日時の表示について、理解してもらった上で、依頼主がどうしたいか?で決めればいい問題だと思います。
原則は日時は不要、あるいは不便と考えているなら、運用の中で、必要と考える書き込みの際に、日時を手動で入れる、というやり方も可能だとは思います。
ちなみに、この日時の表示については、ホームページの根本的というか本質的な考え方にかかわってきて、デザインの問題とは別次元の話だと思います。
ということは、どちらでもいい、という問題ではなく、ホームページのそもそものあり方にかかわる、とても重要な問題、というのが、私の認識です。
この問題を含めて、WordPressのいいところは、例えば、最初は「投稿日時」は不要と考えていて、非表示で運用していた途中で、やはり、表示をしたい、と考え直した場合に、テーマ(デザイン)を変更しさえすれば、いつでも、表示できるようになることです(この逆も同じです)。
スタイルシートの考え方は、ホームページの中身(実質面)とデザイン面(形式面)をわける、ということだと思いますが、この発想のおかげで、デザイン面で悩んで、ホームページの公開が遅れる、ということから、まずは、ホームぺージで中身(内容面・実質面)をすばやく公開できるようになったと思います。
私は「ホームページは、小さく始めて、大きく育てる」という内容を提案していますが、WordPressは、それが実現できる素晴らしいシステムだと思います。