FileMakerのバックアップ:5回目にデータベースを閉じるときにバックアップの方法

FileMakerの本家に「なるほど!」というバックアップのやり方が書いてありました。

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何が「なるほど!」と思ったか、というと、、以前私が紹介したFileMakerのバックアップの方法は、FileMakerを閉じるたびに、バックアップを取る方法なのですが、これは、万全ではあっても、1日、何回も何回もFileMakerを開いては閉じる、という作業をする場合、そのたびにバックアップファイルができるので、とてもたくさんになってしまいます。

かといって、手動だと、忘れてしまうミスの可能性もあります。

そこで、何回かに一回、バックアップを自動でとれるようにすればいい、と考えていました。

今回、自分のFileMakerのデータが壊れてしまい、約1か月分のデータが復旧できない可能性があって、いろいろFileMakerのバックアップについて検討しなおしていたら、上記の本家サイトにやり方が書いてありました。

以前私が紹介した自動化とこれを組み合わせれば、自分の理想形になるように思います。

まずは、ここでは、記事だけをご紹介しておきます。

バックアップスクリプトの例
次のスクリプトを使用すると、FileMaker Pro データベースのバックアップコピーを自動的に保存することができます。
このスクリプトでは、5回目にデータベースを閉じるときにそのコピーを作成し、それ以後、5回閉じるごとに上書きしていきます。 このスクリプトを動作させるには、データベースのテーブルに、「回数」フィールドというグローバルタイプのフィールドを定義する必要があります。 数字のグローバルフィールドを定義しない場合は、アプリケーションを閉じるたびに別のレコードが増える場合があります。このスクリプトは、バックアップが必要なすべてのファイルに定義します。
1.
[スクリプト] メニューから[スクリプトの管理]を選択します。 または、[ファイル] メニューの [管理] サブメニューから [スクリプト] を選択します。
2.
[スクリプトの管理] ダイアログボックスで、[作成] ボタンをクリックします。 スクリプトの作成の詳細については、スクリプトの作成と編集を参照してください。
3.
[スクリプトの編集] ウインドウで、[スクリプト名] に"バックアップ"と入力します。
フィールド設定 [<テーブル名>::回数; <テーブル名>::回数 + 1]
If [<テーブル名>::回数 > 4]
名前を付けて保存 ["バックアップコピー.fp7"; コピー]
フィールド設定 [<テーブル名>::回数; 0]
End if
5.
上記の作業が終了したら、[スクリプト] メニュー から [スクリプトの保存] を選択します。 [スクリプトの編集] ウインドウを閉じます。
7.
[ファイル] メニューから [ファイルオプション…] を選択します。
8.
[開く/閉じる] タブの [このファイルを閉じる時] で [実行するスクリプト:] を選択します。
9.
[バックアップ] スクリプトを選択します。
10.
[OK] をクリックします。
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