最近、ソフトバンクが、「プラチナバンド」を開始した、とのコマ―シャルが大々的に流れています。
改めて、プラチナバンドについて説明すると、新しく免許が交付された900MHz帯の電波を使用することにより、いままで繋がりづらかった地下や屋内、山間部などで快適に通話ができるようになる、というものです。
このコマーシャルから、プラチナバンドによって、ソフトバンクがdocomoとauより、サービスが上になった、と思っていませんか?
しかし、これは、大きな誤解です。
犬や宇宙人に騙されてはいけません。
だって、ソフトバンクがプラチナバンドと呼んでいる周波数帯は、docomoとauはすでに使用していたんですよ。
それを、あたかも、ソフトバンクだけが、すごいんだ、と言わんばかりのコマーシャルですので、見ていて、正直不快でなりません。
つまり、ソフトバンクだけが、繋がりにくかったのが、やっと、これから、だんだんとdocomoやauと同じになっていく、ということです。
「同じになっていく」というのは、どういうことかというと、ソフトバンクは、これでやっと、「将来的に」docomoやauと同じぐらい繋がる可能性が出てきた、というだけなのです。
なぜなら、ソフトバンクは、これからサービスエリアを広げていくので、今現在は、昔のままの繋がりやすさ(繋がりにくさ)だからです。
また、将来的にプラチナバンドのエリアになっても、古い機種だとプラチナバンドは使えないはずです。
ですから、ソフトバンクが好きな人は(私もdocomoから移ってきたときは、好意的でしたが、今では、嫌いです)、プラチナ対応製品についてもチェックが必要だと思います。
私は、docomoやauが、いつまでもソフトバンクに負けているとは思えません。
客観的な情報で判断をしてくださいね。