私は、現在、docomoの携帯電話とソフトバンクのiphoneを使っています。
昨日も、お客様のところで、iphoneやスマートフォンのことを聞かれましたが、スマートフォンに関しては、今日、こんな記事が出ていました。
NTTドコモは2010年11月8日、2010年冬~2011年春商戦に向けた携帯電話機の新製品を発表した。この中で同社は、スマートフォンの新製品を4機種発表。
時代の流れに逆らうようですが、実は、私は、現在、iphoneを解約して、従来の携帯電話にする準備をしています。
理由は、iphoneやスマートフォンを電話機として利用する場合に、致命的といえる問題点があったからです。
それは、自分の知らない間に、画面が服などに接触して、勝手に予期していない相手に電話がかかってしまう、というものです。
実は、昔、縦型の携帯電話を使用している場合にも、やはり、ポケットの中で偶然、リダイヤルがかかってしまって、気づかない間に電話がかかってしまった、という例があります。
たまたま、あるお客様と夕方駅で待ち合わせをして、終電位までかかりそうな仕事内容だったので、途中、コンビニによって、弁当を買うことになりました。
そのときの会話の一部始終が、電話の相手に聞かれてしまっていたのですが、この訪問先のお客様が女性だったのです。
状況を知らない電話の相手は、すぐさまその模様(親しげな会話で夕飯を一緒に購入している)を、なんと、私のカミさんに伝えたのです。
その日のことは、前もってカミさんには伝えてあったので、誤解を受けることもなく、笑い話で終わりましたが、電話が勝手にかかってしまう、というのは、恐ろしいことだと気づき、すぐに、折りたたみ式の携帯電話に変更しました。
そんな事件があったことをすっかり忘れていたころに、これと同じことが、先日、iphoneで起こりました。
たまたま、ある事務所で、別の場所にいた社長の話題を出したときに、偶然にも、話題の主である社長宛に勝手に電話がかかってしまっていたのです。
すぐさま、社長から折り返し電話があり、このことを知らされて、もう、びっくりしてしまいました。
会話の内容は、聞かれても問題のないものでしたが、もしかして、と心配になり、調べてみたところ、実は、以前から、私の知らない間に、無差別に、電話がかかっていたことを知りました。
その後は、ロックを早めにかけたり、工夫や注意はしているのですが、それでも、勝手にかかってしまう、というトラブルは防げていません。
そのような理由で、私が出した結論は、「電話機として利用するには、iphone、スマートフォンは失格」でした。
ですから、今回、電話機としては、従来の携帯電話に戻す、ということにしたわけです。
自分が知らない間に勝手に電話がかかってしまう、というこの問題は、iphoneやこれから発売されるスマートフォンにとっては、致命的な大問題だと思いますので、まずは、この危険性を十分意識して利用する必要があると思います。
但し、携帯電話以外のiphoneやスマートフォンの機能については、とても魅力を感じていますので、iphoneも、ポケットWi-Fiを利用して、有効活用を続けます。
ここで指摘した携帯電話の問題点が、ケースの工夫をする、というのではなく、ロックが上手にかかる、など、根本的にうまく解決できることを望んでいます。
補足
電車に乗っていると、iphoneの利用者が増えたなぁ、と痛感します。
私は、Windowsユーザーで、Macのことはよくわからないのですが、iphoneを使いはじめてみて、はじめてApple社の思想などに触れました。
しかし、熱狂的なMacユーザーには申し訳ありませんが、iphoneを使って、いろいろな面で直観的に不信感を感じるようになり、妄信はできないな、と思いました。
現在は、iphoneは独走体制ですが、Flashを排除したままのiphoneは、他のスマートフォンに近いうちに追い越されると思います。
NTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏曰く、
「2013年ころにはスマートフォンとiモード端末の販売台数が逆転するとみている。そのころにはスマートフォン中心のラインアップに変えていきたい。理想的なあり方としては、どちらかが廃れるというのでなく双方の概念を融合させること。スマートフォンかiモード端末かといった区切りがなくなったような端末を出せれば最高だ」
こういう期待があって、不満をたくさん感じながら長らくdocomoユーザーを続けていましたが、今回は、一度、docomoをやめて(MNPで移ります)、ソフトバンク1本にします。
やはり、通信費の面でホワイトプランは魅力ですからね。
はやく携帯電話の電話代が高い、という当たり前のことに気づいて欲しいと思います。