携帯電話の料金は、一度契約をすると、あとは請求されたら、よほどのことがなければ、そのまま支払ってきました。
しかし、docomoやiphoneの解約の際に2年のしばりというのが不愉快で、いろいろ調べていって、携帯電話の料金を抑えることができないか、といろいろ試行錯誤をするようになりました。
強く感じるのは、携帯電話の会社は、私も含めて、一度、契約さえしてしまえば、あとは、不平不満を言わないで、請求通り支払うので、甘い言葉で、契約をさせようとしている、ということです。
今回、WILLCOMの「誰とでも定額」と「もう1台無料★キャンペーン」に魅力を感じて、WILLCOMを1台+2台の計3台入れて、SOFTBANKのWホワイトなどのオプションを削った結果、SOFTBANKの支払額は、約4,000円減りました。
よし、うまくいった、と思っていたら、WILLCOMの初回の請求書が届きました。
金額は、5,116円でした。
笑ってしまいますね。
結局は、いろいろ工夫をしたつもりでも、結局は、月々1,000円出費が増えた、ということです。
で、WILLCOMのオペレーターに電話で確認をしました。
ちなみに、本当にWILLCOMのサイトや電話は、わかりにくくて、オペレーターにつなげるのに、6回もかけ直しました。
まるで、電話をかけるのを諦めさせて、わざとオペレーターと話をさせないよいうにしている、と勘繰りたくなるようなメニューです。
私が、素直に受け取った内容(ショップでも、そのような内容で勧めてきますし、サイトの表示も、そのようにわざと誤解をするように作ってあるとしか思えませんが)は、2台目、3台目は、キャンペーンなので、「本当に」無料なんだ、と思ってしまう、ということです。
つまり、「無料の携帯電話」を選択すると、「本当に無料」になるキャンペーンをしているから、これは、WILLCOMは、すごい、素晴らしい、と思ったのです。
ところが、実際には、2台目、3台目を「無料★キャンペーン」で契約しても、結局は、費用を支払わされます。
名目が変わるだけです。
実質ゼロ円、という言い方がよくなされますが、自分の財布からはお金は出ていきます。
今回も、2台目、3台目は、「誰とでも定額」を契約をすると、携帯代金は無料ですが、「誰とでも定額」の分でお金を支払うことになります。
「誰とでも定額」を契約しないと、携帯代金は無料になりません。
つまり、名目は異なるだけで、いずれにしても、費用はかかって、2台目、3台目は、無料にはならないのです。
「実質有料!」なのです。
サイトの説明を何度読んでも、もやもやしていた部分が、これでした。
もし、この理解が正しければ、それはそれで、そうだろうと思います。
正面からそのようにわかりやすく説明がされていて、誤解を招くようになっていないのであれば、あとは自分の意思で判断をします。
ところが、誤解を招くように誘導するようになっているとしか思えない。
だから、携帯電話の会社は信用できない、と思ってしまうのです。
さて、今回、どういうことになるか、といえば、またまた2年の縛りがあって、2台目、3台目は、このまま使うことになると思います。
しかし、初めからわかっていたのと、まるで、悪質な詐欺にあったような感じで使用するのとでは、気分が全く違います。
友人に話したら、「だって、WILLCOMは、SOFTBANKの傘下に入ったから、驚くことはない、当たり前だよ」と言われました。
そういうことなんだ・・・とため息が出ました。
なお、たまたまかもしれませんが、WILLCOMのオペレーターは、丁寧にわかりやすく説明をしてくれて、とても感じがよかったです。
今まで、docomo、SOFTBANKのオペレーターは、最悪でしたので、その点は、救いでした。
さて、もし、今後、新しく契約をすることになったらどうすればいいか、と考えてみました。
契約前に、契約したら送られてくる請求書のサンプルを提示してもらうのがいいのでしょうね。
例えば、ショップに行った場合に、1台の場合、無料という2台目、3台目を追加した場合、の請求書のサンプルを出してもらって、契約前に検討するのがいいと思います。
言葉の説明だけでなく、実際に紙ベースでやりとりをすれば、だまされることは少なくなる、あるいは誤解を防げると思います。
こうやって考えると、2年の縛りは、ずるくて、ある意味、見事でもありますね。