本当に随分前のことですが、メールアドレス収集ソフトというものを試してみたことがあります。
このソフトの仕組みを簡単にいうと、「メールアドレスには必ず「@」がついている」というルールを使います。
つまり、ホームページは、テキストで書かれていますので、このソフトは、「@」がついている箇所を自動的に見つけ出して、メールアドレスを一覧化してくれる、というものでした。
なるほど、面白いものだなぁ、と思ったものです。
さて、このことからわかるように、おそらく、スパムメール業者は、このような「クローラー」と呼ばれる巡回ソフトを用いて、メールアドレスを収集しているのだと思います。
そこで、「クローラー」対策として、メールアドレスに「@」を使わない工夫がされています。
その1・・・メールアドレス部分を画像にしてしまう
その2・・・「@」を半角ではなく全角にしたり、別の文字にして、メール送信者に手作業で「@」にしてもらう
その3・・・「@」部分を変換記号(「@」←半角の「@」)で入れ替える
その3は、不思議に思うかもしれませんが、HTMLソース上で「@」(←半角の「@」)と書くと、ブラウザ上は、「@」として表示されすのです。しかし、「@」ではないので、「クローラー」にはひっかからない、というわけです。
この方法は、よさそうですが、ただ、現在では、「@」(←半角の「@」)の前後の文字列を抜き出すソフトがありそうで、その効果ははわかりません。
コメント