日本語化したはずのPluginが英語に戻っている>更新すると日本語化のファイルもなくなる

今まで、Pluginの更新については、管理画面の上部に更新のお知らせがあれば、内容を確認してから更新をすませてきました。

ところが、今回は、セキュリティの問題解決の一環として、注意していたところ、データベースのバックアップをとってくれる「wp-dbmanager」がいつのまにか日本語から英語になっていました。

そこで、詳細を確認しましたので、記録として残しておきます。

管理画面で確認すると、以前、日本語化したはずの「wp-dbmanager」が、いつのまにか、英語になっています。        

wp-dbmanagerの日本語の画面

FTPで確認すると、日本語化のファイル2つが消えています。

いったい、誰が消したんだ? と不安になってしまいます。

FTPで確認

「wp-dbmanager」の日本語化のファイルをアップロードしました。

wp-dbmanagerの日本語化のファイル

管理画面で確認すると、無事、日本語化されていました。

wp-dbmanagerが日本語に戻る

管理画面の上部に更新ができるファイルがあるメッセージが出ていました。

「wp-dbmanager」のアップデート

管理画面からいつものように更新をします

 220150809-db06

更新後、今まで日本語化されていた「wp-dbmanager」が英語に戻っていました。

「wp-dbmanager」が英語に戻っている

FTPでサーバーの中を確認すると、日本語化のファイルはなくなっていました。

FTPで確認

そこで、再び、日本語化のファイルをアップロードしました。

「wp-dbmanager」の日本語化ファイルをアップロード

日本語化のファイルがアップロードされました。

「wp-dbmanager」の日本語化ファイルをアップロードした

再び、管理画面で確認したら、無事、日本語化されていました。

wp-dbmanager日本語化

ということは、Pluginを管理画面から更新すると、そのPluginのフォルダーの中味が全取っ替えになる、ということみたいですね。

どういうことか、というと、今回、WordPressのセキュリティ上問題になっている事例を詳しく調べてみると、不正な内容のphpファイルがサーバー上に置かれていたんですね。

その置かれた場所は、wp-content/uploads/2015/07の中でした。

ここは、通常は、画像ファイルやPDFファイルなどが保存されている場所ですが、ここに不正ファイルがありました。

確かに、この場所は、WordPressを運営する際に、追加更新されることはあっても、中味が入れ替わることはありません。

それに対して、もし、Pluginの場所だと、更新のたびに入れ替わるのであれば、不正ファイルを置く場所としては、よくない(不正ファイルを操作する相手からすると、です)、ということになります。

そうすると、WordPress自体のバージョンアップがある場合には、どうなるんでしょうね。

もし、wp-adminやwp-includesの中身が、全部取っ替えになるとしたら、不正ファイルを探す場合には、そのフォルダー以外を念入りに見ればいい、ということになりそうです。

現在、いろいろ検証中で、この点まはだ未確認でどこかに誤解があるかもしれませんが、現段階で気づいたことを記録に残しておきます。

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